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～鎌倉時代 anchor.png

「ものがたり山名氏八百年」の巻末にある年表です。

年次西暦山名氏の事蹟関連事項
天安2858清和天皇即位。
貞観16874貞純親王生。
延喜9909六孫王経基(源経基)、源姓を賜う。
安和3970源満仲、摂津守。多田源氏の祖。
寛仁41020源頼信、河内国壺井に拠る。河内源氏の始。
寛治51091源義家、後三年の役で大功。関東武士多く旗下に属す。
永久51117新田義重生。
保延11135山名氏太祖義範生。（義重長男、新田太郎）
保元11156義重、保元の乱で功あり。新田庄下司職となる。
仁安21167平清盛、太政大臣になる。
治承31179以仁王、平家追討の令を発す。
治承41180義範、頼朝幕下に参じ供奉する。頼朝、令旨を受けて挙兵。
養和11181義重、頼朝と不和。
寿永31184義範、平家追討に出陣。搦手義経軍に与力する。木曾義仲敗死。一の谷の戦。
文治11185平家滅亡。義範従五位下伊豆守に任する。屋島・壇ノ浦の戦。
21186義重、上野・越後両国の守護に任ずる。
建久41192頼朝、新田の城に滞留。義範供奉する。　
正治11199頼朝没。
建仁21202義重没。従五位下左衛門尉。
31203頼家修善寺に幽閉。実朝将軍になる。
承久11219太祖義範没。従五位下伊豆守。将軍実朝殺される。
31221重村、承久の変で従軍戦功をたてる。承久の変。
このころ四代重長（義長）、五代義俊、六代政氏と続く。事績、卒去の年月不詳。
文永111274文永の役。
弘安41281弘安の役。
正安31301六代政氏、上杉重房の女を娶る（足利氏と縁つづく）
嘉元11303七代時氏生。
文保11317文保の和談。
正中11324正中の変（討幕計画露顕）
元弘11331元弘の乱（天皇、笠置に還幸、討幕挙兵失敗）
21332後醍醐天皇、隠岐島へ配流。護良親王挙兵
31333政氏・時氏父子、足利方に付く。
旗印の大中黒を改め三両引とする。		足利尊氏・新田義貞挙兵。鎌倉幕府滅亡。
建武11334　建武の中興。
21335時氏、足利尊氏軍に従い戦功顕著中先代の乱。
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室町時代１ 建武3・1336～ anchor.png

年次西暦山名氏の事蹟関連事項
建武31336時氏、多々良浜の戦・湊川の戦に戦功大。尊氏、幕府を開く。（天皇、吉野に遷幸）
41337時氏、伯耆国守護に任ずる。　
暦応11338新田義貞敗死。尊氏征夷大将軍となる。
暦応31340時氏・師義父子、塩谷高貞を出雲国に討つ。　
貞和11345時氏、丹波高山寺に萩野を攻め勝利。　
41348時氏親子、摂津天王寺に楠正行と対戦し敗れる。　
51349　観応の擾乱（高師直・足利直義失脚没）
文和11352時氏、南朝に参し錦旗を受ける。　　
21353時氏等、南朝軍勢入京する。将軍・義詮、江州に出奔。
41355時氏、伯耆に帰国。神南合戦。尊氏北帝入洛。
康安11361時氏・師義、美作攻略。時義16歳初陣。　
貞治11362時氏勢、美作・備前・備中・備後・播磨を攻略する。　
21363時氏、義詮将軍と和し、但・因・伯・丹・作・雲・丹後を領する。
時義、但馬守護職となる。		　
61367時熈生。月庵宗光、但馬に入る。
応安11368時氏、幕府評定集五人の一となる。　
31370時氏隠居、
六分一殿（但馬・因幡・伯耆・美作・丹波・丹後・
紀伊・和泉・備後・出雲・隠岐の十一ヶ国を領する）。		　
41371時氏没。従五位下伊豆守。　
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室町時代２ 応安6・1373～ anchor.png

年次西暦山名氏の事蹟関連事項
応安61373　長慶天皇後村上天皇吉野に遷る。
永和11375時氏侍所別当となる　
21376師義没52歳。従五位下伊豆守　
31377氏清、父時氏の七回忌を三条大宮長福寺に修する。　
康暦１１３７９時義、備後国を賜わる。
嘉慶２１３８８時義、父師義の十三回忌を第宅に修する。
康応１１３８９時熈、尾道天寧寺にて将軍を接待する。
時義没４４才。従五位下伊豆守		三代将軍義満、厳島参詣。
明徳１１３９０時熈氏之兄弟、故に会い備後に蟄居する。
氏清・満幸但馬に入る。
２１３９１氏清・満幸、幕府に叛く。時熈之を討つ。
時熈、将軍より篠造りの太刀を賜わる。
時熈、旗の蝉元に篠の葉をつけ戦う
（七葉根篠紋の起源）
氏清没。従四位下陸奥守。		明徳の乱。
３１３９２明徳の乱後処理により、山名氏は但・因・伯三国となる。
義理、由良興国寺にて出家遁世する。
応永２１３９５満幸誅される。
５１３９８時熈司職となる。三管四職の制定まる。
８１４０１備後守護時熈、代官に佐々木・太田垣を派遣する。義満、北野に経王堂を建立。
氏清等追善のため万部経会始修。
１１１４０４安芸守護代山名満氏（氏清の子）。
持豊生（小次郎）		領国安芸を時熈に預ける。
１３１４０６安芸守護代満氏を免じ熈重を補する。
時熈、但馬円通寺に田地山林等寄進。
時熈、月庵和尚に禅師号を賜う。
２０１４１３持熈、従五位下に任ずる。
持豊元服、将軍義持より偏諱を受ける。
時熈（らん真居士）融通会仏縁起編集に参加する。
２４１４１７時熈、右衛門督（四位）に任ずる。
２８１４２１時熈、南禅寺に楢真院を営む。
２９１４２２教皇生（小太郎）
３０１４２３時熈、入道する。持豊司聴に列する。
３４１４２７時熈、赤松追討のため下国（中止となり上洛）赤松満祐、将軍に背く。
正長１１４２８時熈の継嗣に持熈・持豊二派を生ずる。六代将軍義教（くじ引き）
永享２１４３０時熈、連歌頭役として著名。
３１４３１教豊元服。
４１４３２時熈、遺明船三号船を派する。遺明船派遣、勘合貿易再開。
５１４３３時熈、伊賀国守護に任ずる。
時熈、備後・安芸・但馬・伊賀を持豊に譲る。
６１４３４持豊、山門を攻める。延暦寺衆徒強訴。
７１４３５時熈没６９才。従四位上右衛門督。
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室町時代３ 永享8・1436～ anchor.png

年次西暦山名氏の事蹟関連事項
永享８１４３６持豊、南禅寺に真乗院を建てる。
嘉吉１１４４１持豊・教豊父子、赤松追討に播磨出陣。嘉吉の乱（義教将軍横死。赤松追討軍進発）
２１４４２持豊功に依り播磨・石見・美作・備前を賜わる（合して八か国）
文安１１４４４政豊生（父教豊２３、祖父持豊４１）
宝徳２１４５０持豊、入道し宗全と号する 。
享徳３１４５４将軍赤松氏を赦免播磨を賜わる。
康正１１４５５宗全、播磨へ進攻し、赤松勢国外に退散する。
長禄１１４５７赤松残党、南朝に入り神璽を奪う。
功により加賀半国を賜わる。
山城土一揆。
寛正１１４６０畠山氏内紛。
３１４６２土一揆京・奈良に乱入。
５１４６４日野富子、宗全に義尚の保護を頼む。義尚生。
文正１１４６６南山城一揆さかん。
応仁１１４６７応仁の乱おこる。宗全、西軍の将となる。
教豊陣没４６才（従四位下伊豆守）
政豊嗣ぐ。２４才。
２１４６８宗全、真乗院内に遠碧軒を創立し陣没者を追福。
文明５１４７３宗全没７０才。従三位、右衛門督。細川勝元没４４才。
６１４７４政豊、細川政元と講和する。
９１４７７政豊、但馬へ下国。応仁の乱終結。
１０１４７８致豊生（次郎）
１１１４７９但因伯の乱。
この年より十五年間山名分国三国内に下剋上の争乱続き、
宗家の威勢衰える。
１３１４８０政豊上洛、御相伴衆に列する。
１５１４８３政豊播磨進攻、坂本城に入る。
以降五年間播磨支配する。		義政、銀閣を建てて移る。
長享１１４８７政豊、義尚将軍に従い近江攻略に参加する
２１４８８政豊、播磨より撤退、国人衆は俊豊（政豊二男、備後守護）を推し対立深まる。
延徳２１４９０政豊司職に任ずる。
３１４９１北条早雲、伊豆を占領。
明応２１４９３政豊、因伯を鎮圧するも守護勢力衰え国人衆拾頭する。
文亀２１５０１政豊没５９才。正四位右衛門督。致豊嗣ぐ。
３１５０２山名利氏（釈玄豊）、家臣３６名をひきい赤穂周世の地に専念寺を創める。
永正５１５０８致豊上洛、義植将軍より宗全の功をもって子孫永代准三位とする御内書を賜わる。
８１５１１祐豊生。
９１５１２致豊３５才退隠。弟誠豊嗣ぐ。
以降十六年間但因の関係不安定。
尼子毛利の勢力次第に滲透する。
大永２１５２２誠豊、播磨を攻め広峰山に陣を構える。
３１５２３誠豊、書写の戦に敗れ但馬に撤兵する。
享禄１１５２８誠豊没。従四位右衛門督。
天文５１５３６致豊没。従四位下弾正大粥。
１０１５４１祐豊の但馬勢因幡攻め（岩井表の戦）。武田信玄、父信虎を駿河に逐う。
１２１５４３因但の攻防。
但馬宗家祐豊は周防大内氏と結び、因幡の久通は出雲の尼子と結ぶ。
祐豊因幡を支配、久通没落する。		種子島に鉄砲・火薬伝来。
１７１５４８このころ、祐豊、弟豊定とその子豊数をして因幡国を支配。
祐豊弟東楊蔵主を還俗させ、因幡二上城主とする。
この年豊国（禅高）生。		長尾景虎越後守護代。

以下続く・・・
歴史沿革

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