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中国歴代皇帝の宮殿であった紫禁城は宋、元、明、清と各歴代皇帝から引き継いだ膨大な文化財・美術品の宝庫でした。清朝が倒れた後は歴代皇帝の宝と言うべき貴重な文物は紫禁城内の故宮博物院で管理されていました。
日中戦争が始まり日本の侵攻が進む頃、この貴重な文物の散逸を恐れた人々は文物を厳選して中国皇帝の宝の疎開を行います。南京、長江、漢口、宜昌、重慶と、各地を転々とした後、終戦を迎え、疎開した文物は北京・南京・台湾の各故宮博物院へとたどり着きました。
しかし、南遷が始まる以前に最後の中国皇帝である溥儀が近臣に分け与えたり、南遷の過程で不明になったりと数多くの貴重な文物の行方が不明になったと言われます。
その貴重な文物の一部が幾多の人の手を経て日本にも辿り付いたという可能性も否定できません。



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