1: 2009-07-25 (土) 17:06:41 admin ソース 2: 2009-07-25 (土) 17:09:48 admin ソース
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**別れだけの場? [#z15171cb] **別れだけの場? [#z15171cb]
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「お葬式とは故人との別れの場であります。しかし、もし人に魂というのもが有るならば、単なる別れの場だけではなく、来世に旅立つ故人の魂と又どこかで巡り会えることを願い祈る場でもあると思っています。」と言った具合です。 「お葬式とは故人との別れの場であります。しかし、もし人に魂というのもが有るならば、単なる別れの場だけではなく、来世に旅立つ故人の魂と又どこかで巡り会えることを願い祈る場でもあると思っています。」と言った具合です。
-お葬式のことを告別式と言いますから、当然、お葬式は「別れを告げる」場なのです。ですから、「再開を祈る場」と言われても少し奇異な印象を持たれると思います。+お葬式のことを告別式と言いますから、当然、お葬式は「別れを告げる」場なのです。ですから、「再会を祈る場」と言われても少し奇異な印象を持たれると思います。
洋の東西を問わず、この生身の体が有り、そこに魂を宿して生きている我々、体が動きを止め魂が離れていく状態を死と考えるのは、人類共通の観念かも知れません。 洋の東西を問わず、この生身の体が有り、そこに魂を宿して生きている我々、体が動きを止め魂が離れていく状態を死と考えるのは、人類共通の観念かも知れません。
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故人の魂が再び六道世界に戻ってくるのであれば、今生と同じ人の世界に、もし人の世界に生まれる事が出来るのなれば、「今生、親族で有った人々と何処かで巡り会える縁を持てる所」に、故人の魂を宿して、生まれ変わり、また、いつか巡り会えれば・・・と期待しても良いのではないかと思います。 故人の魂が再び六道世界に戻ってくるのであれば、今生と同じ人の世界に、もし人の世界に生まれる事が出来るのなれば、「今生、親族で有った人々と何処かで巡り会える縁を持てる所」に、故人の魂を宿して、生まれ変わり、また、いつか巡り会えれば・・・と期待しても良いのではないかと思います。
-それ故、私は葬儀や通夜の時に「別れの場」でも有り「再開を祈る場」でもあると言う趣旨の挨拶をさせて頂いています。+それ故、私は葬儀や通夜の時に「別れの場」でも有り「再会を祈る場」でもあると言う趣旨の挨拶をさせて頂いています。
信じるか信じないかの話になりますが、四苦八苦しながらも六道の中の、この「人道」を我々が生きているのは、現実であり、事実です。 信じるか信じないかの話になりますが、四苦八苦しながらも六道の中の、この「人道」を我々が生きているのは、現実であり、事実です。
魂が六道輪廻を転生するものならば「人生と言うのは、一度きり」では無いのかもしれません。 魂が六道輪廻を転生するものならば「人生と言うのは、一度きり」では無いのかもしれません。
今生で積み上げた物そのもの全てが来世に引継がれる訳ではないですが、「魂というもので、今生と来世を繋いでいる」と考えれば、今生の人生を強く生き抜くことが出来るように思えますし、来世も来世で新たな人生を有意義に生きれるように考えます。 今生で積み上げた物そのもの全てが来世に引継がれる訳ではないですが、「魂というもので、今生と来世を繋いでいる」と考えれば、今生の人生を強く生き抜くことが出来るように思えますし、来世も来世で新たな人生を有意義に生きれるように考えます。


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