3月下旬にコロナまん延防止期間も解除されて以降、初めて迎えたボーイ隊の活動日でした。
本日の活動は、御殿山公園の一角で、焚き火をしてお湯を沸かす訓練ですが、ただお湯を沸かすだけならつまらないので、湯沸かしのついでにパックご飯とレトルトカレーを温めて、少しだけキャンプ気分を味わおうというつもりです。
コロナ感染の勢いも少し鈍ったように報道されてはいるのですが、まだまだ用心しているスカウトも多いようで、残念ながら今回のの参加スカウトは2名でした。
集合場所の村岡区中央公民館から、徒歩で御殿山公園の中腹まで移動して早速に焚き火の準備に取り掛かります。
先ずは準備したレンガを使って簡易な火床を作り、周囲に落ちている枯れ木や枯れ葉を集めてきて火を付ける訳ですが、参加スカウト二人共、焚き火の経験は余り無く、最初は何を何処から手をつけたら良いのかよく分からない様子でした。
杉葉を集めて最初は調子よく燃えるのですが、その火の勢いが弱まる迄に、次に燃やす木を焚べないので、火が直ぐに消えそうになります。
再度、杉葉を投入して勢いを取り戻し、今度は少し太い枝を燃やそうとするのですが、思うように火が枝に燃え移ってくれません。
こんな繰り返しを何度かして、火を吹いたり、うちわで扇いだり、少し石油の力も借りているうちに、徐々に太い枝にも燃え移る様になって、やっとお湯が沸かせる雰囲気になってきました。
少し温まった二人の飯盒の中に、ご飯のパックとレトルトカレーを入れてみます。
カレーは熱湯につけて4分間で温まると書いてありましたが、パックご飯は14分つけなければ成らないようです。
飯盒の中のお湯を覗くと、小さな泡が沢山ついてるんですが、沸騰までは、まだ時間がかかりそうです。
まあ、多少は温度が低くても、長い時間お湯につけておけば、何とかなるような気がします。
お湯につけて20分が立ちました。残念ながら沸騰までは行きませんでしたが、カレーもお米も時間的には、十分に温まったようですから、この辺で良しとしました。
食器に移してみるとお米は割りともっちりしていて、煮沸はしてないけど柔らかくなっているようです。
カレーを上にかけてみると、(レトルト食品ですから)当然ですが美味しそうです。お昼には1時間ほど早いんですが、食欲に負けて早速にいただきました。好天の桜日和の中で、食すカレーは結構なお味でした。
今回は、焚火経験がゼロに近いところからのスタートで、思うように火が燃え上がらなかったけれど、次回はもう少ししっかりと火を起こして、それを調節できるところまでを目標にしたいと思います。